- 「広報」や「編集」の概念を常時アップデートしていく感じで -

(2015年作成 / 2017年2月更新)

ぼんじゅーる。2012年頃は ValuePress!、2013年頃は PR TIMES、2014年頃は DreamNews を使っていて、2015年頃はどれも使わなかったというプレスリリースつくるマンやでー。

新しく広報・PR 担当になった人に言いたいのはとにかく「プレスリリースを書くことが仕事じゃない(後述)」ってことなんですが、結構質問されたり広報さんとか経営者さんと話すことが多いのが有料のプレスリリース配信代行サービスの効果。および大手二社の比較とか。

そんなわけで、自分の頭を整理するためにも「どんな時に有料サービスを使うべきか」「大手二社+格安一社の特長」「プレスリリースに関するあれこれ」をまとめました。

有料のプレスリリース配信サービスを使うべきなのは「時間がない場合」か「ノウハウがない場合」


基本的に、プレスリリース配信サービスおよび会社に支払うお金というのは、時間を買うためと配信するルートを買うためのお金だと考えれば良いと思います。

プレスリリースを配信する時のベストな方法なんて言うまでもなく 「報道してほしい、親和性の高いメディアをピックアップして、そこの担当者に響く切り口でアプローチする」 っていうことじゃないですか。

個人的にはプレスリリースの書き方とかポイントって、「このメディアならこういう記事として配信されてほしいなっていう完成形をイメージした上で、ゴールから逆算して“ネタ元(企画書)”としての原稿を書く」ことに尽きると思うんです。 あとは何を言っても小手先というか、そもそも文章を書くスキルが低い人は論外ですし。

だから「プレスリリースの一括配信」って、本命の効果を狙うには理にかなってないんですよね。リスクヘッジとかサブウェポン的な感じで使うにはいいんですけど。

引用: 「プレスリリースの書き方」より「編集者としての考え方」を学ぶほうが広報・PRの仕事には効果的

ただ、最適解は頭ではわかっていながらも、「どんなメディアがあるのかわからん」「どうやって原稿を届ければいいのかわからん」「そもそもどうやって書けばいいのかわからん」っていう広報初心者がぶつかる壁と、「(案件の優先度が低い場合などは)送りたいサイトはあるけど個別にアプローチする時間が取れない」っていう多忙な広報パーソンがぶつかる壁があります。PRTIMESとかにお金を払えば上記のような問題を解決してくれる、という図式です。

ということで、時間とノウハウ or 自信があれば有料サービス使わずに自力で PR しても同等の効果は出ると思います。

昔は「40 個くらいの提携サイトにリリースが転載されるから SEO 効果あるよ」みたいなこと言われてたけど、ぐーぐる先生どんどん賢くなってるし、原稿コピペしてるだけのページが何十個増えても意味ないっすよね。

ValuePress! には無料コースがあるので、検索結果が貧弱すぎる場合(造語タイトルでメディアやサービス公開して、ググると海外のわけわからんサイトしか出てこない場合)とかは無料コースでとりあえず載せておけば十分。

多忙なときの工数削減(経験者)ならValuePress、流れや媒体の勉強(初心者)ならPRTIMESって印象

使ったことある人間として各サービスの特長、メリットやデメリットを挙げると

PR TIMES の特徴

最も高価ながらプレミアム感のあるプレスリリース配信サービス。スタートアップ限定で配信が無料になるチャレンジやってたけど成功条件が結構えげつなくて俺の中で評判になりました。

https://prtimes.jp/

PR TIMES のメリット

  • 配信したいメディアを一つずつ選んでいける (≒メディアに詳しくなれる)
  • サイト内のリリース掲載ページが Web 記事として良質で、アクセス数も比較的多い

PR TIMES のデメリット

  • 配信メディアを一つずつ選ぶのがとにかく面倒(自動で選んでくれるオプションもあるけど、これをどう考えるか…)
  • 金銭的に余裕のない中小ベンチャーにとっては使いづらい金額

--

特に広報初心者にとって、世の中にどんなジャンルでどんな媒体があるかを理解できるというメリットは大きいです。


最初は1つ1つ送付先を選ぶプロセスがほんまにめんどくさいと思うんですけど、いざプレスリリースの配信先リストとじっくり向き合ってみると「ほとんどのメディアは今回のネタにそこまで興味持たないだろうな」ということがわかります。 親和性が高いメディアって何百媒体もないんですよ。

だからこそ、「数百社にアプローチできる」こと自体にはそこまで価値はないというか──いや思わぬところに掲載してもらえるっていう幸運もあるので意味なくはないんですが──、「このネタならあの媒体に猛アプローチしたらどうかな」みたいな、広報パーソン思考が身につけられるんじゃないかと思います。

ValuePress!(バリュープレス)の特徴

比較的手間がかからず、バランスの良いサービス。

https://www.value-press.com/

ValuePress! のメリット

  • 大まかなカテゴリを指定すれば、配信するメディアを選んでくれるので工数がかからない
  • 無料コース(効果は期待するな)があり、UI などを試しやすい

ValuePress! のデメリット

  • 配信メディアを個別に選べず、絶対送りたいメディアに届いているのかがわからない
  • サイト内のリリースページがあんまりリッチじゃない
  • 定額契約でいえば PR TIMES ほど高くはないが、安いとはいえない

(2017年2月追記)

PRTIMES と同額のエコノミーコースでも、プレスリリースの配信後に媒体側に記事掲載のひと押しをしてくれるという「メディアコンタクト」が3件つくようになったもよう。

個人的には、上述した「思わぬ媒体が拾ってくれる幸運」狙いだったり、つながりある媒体・狙ってる媒体以外へのアプローチを手軽にやりたいっていう経験者なら使う意味あると思います。

逆に、初心者が無料コースから入ってなんとなく理解して定額コースを契約…って流れはあんまりおすすめできないかなぁと。

DreamNews(ドリームニュース)

安さが売りのサービス。配信も割と手軽。

http://www.dreamnews.jp/

DreamNews のメリット

  • とにかく安い(毎月定額1万)ので、中小ベンチャーでも導入しやすい

DreamNews のデメリット

  • 記者や編集者の方に届いてない気がする。同じ人間がやってるのに効果が落ちた感触
  • 多くの紙媒体の窓口である FAX を送る際は1件ごとに追加費用がかかり、紙媒体メインに売り込みたい場合はもはや安いといえない
  • 地域ニュースでなければ新聞社に送れない (他社では送れる)
  • 親和性が低いわけじゃないメディアへの送信を中止される。判断基準がよくわからんかった ※個人の感想です

個人の感想で割と申し訳ないんですけど、「安かろう悪かろう」から脱却できてない印象はあります。

前項で述べた「とりあえず知らない媒体にも送っておく」にしても、幸運の発生確率がそこまで高くないんじゃないかというか…。

広報・PRは「安いのに良質」な価格破壊サービスは出づらい領域

まぁ別に「徹底比較!」みたいな記事ではないので図表にしてこの機能がある/ないとかは書きませんけど、個人的な意見としては 「お金をかけるならある程度の出血を覚悟」(関本クラスの放出は覚悟)すべきだと思います。

しかし「原稿作成代行」とか「原稿コンサルティング」とかのオプションは不要です。広報・PRの専任担当者が社内におらず総務の人がやってる…みたいな場合でも、内製してノウハウを社内に蓄積していくほうが確実にお得です。

クソメディアの乱立や一億総ライター時代のおかげで、ライティングの仕事単価は下落の一方です。しかし、プレスリリースの作成および配信代行に限っては高いままなのです。

何しろ 企業の公式発表 なので怪しいライターには頼めない(間違っても 「いい企画書の書き方について 1,500 文字程度で記事を書いてください。報酬は¥500 です」みたいな募集に食いつくライターには任せたくないしな)とか、実務経験ある人間があんまり多くないってとこが理由かと思います。

Web ライティングが安すぎなのか広報が聖域なのかは微妙なところですが、プレスリリース配信サービスについても大手二社の価格が下がることはないんじゃないかなー。ランサーズと PR 会社が組んで始めたプレスリリース作成&配信代行も1回10万とかだし。

プレスリリースを出すことが目的化しないようにしましょう

最近ではオウンドメディアや Web 動画なんかが魔法の杖扱いされていて、とりあえずこれやっとけばいいんでしょみたいに考えられているらしいですね。

個人的にはプレスリリースもなんか魔法の杖というかキーワード、切り札みたいな感じで使われる気がして、広報・PR の仕事は誤解されとるなぁと感じてきました。

広報・PR 担当者にとって「読まれるプレスリリースを書く」ことはもちろん大切ですが、それ以上に「プレスリリースを書く前に勝負を決める」ことが大切だと思います。

結局、モノさえよければちゃんと人は見てくれるから。

プレスリリースのタイトルで悩むよりは、案件の企画段階から「こういう感じにした方が PR しやすくなるしメディアの方々は食いつくと思うよ」という意見を出して、自分が取り扱う案件の価値を高めるという上流工程を大切にすべきです。

魅力度5のネタをめっちゃ頑張って PR するより、魅力度を数倍にあげてから適度に PR したほうが効率がいいので。

あとは広報・PRの人材としてはメディアとの関係構築とかを強くしていくキャリアプランもありますし、プレスリリースの書き方で悩む時間あったら交流会や飲み会ガンガンいくわ!みたいな人も活躍しているとよく聞きます。

この情報過多時代、21世紀的な広報の仕事について考えてみようぜ

偉そうなことを言ってきましたが僕はメディアリレーションみたいなとこ弱いし、実績とか誇れるわけでもありません。

広報・PR になったばかりの初心者の方は、まず

最強のPRイノベーターが教える 新しい広報の教科書
朝日新聞出版 (2014-02-20)
売り上げランキング: 46,783

を読んでいただけると結構参考になるのではないかと思います。

--

あと、メディア関係の方とか広報の方とかで、これからの広報は編集者的な役割とかプランナー的な役割も大事になるよねーみたいな話をしたいみたいな方がいらっしゃったらぜひ錦糸町らへんで飲みましょう。金沢カレー食べにいきましょう。

by H "araya" Takahashi

@51__araya

PR

「PR TIMES って効果あるの」「ValuePress! との違い、メリットは何」みたいなプレスリリース絡みの質問に結構答えられるようになった気がする

(2015年作成 / 2017年2月更新)

ぼんじゅーる。2012年頃は ValuePress!、2013年頃は PR TIMES、2014年頃は DreamNews を使っていて、2015年頃はどれも使わなかったというプレスリリースつくるマンやでー。

新しく広報・PR 担当になった人に言いたいのはとにかく「プレスリリースを書くことが仕事じゃない(後述)」ってことなんですが、結構質問されたり広報さんとか経営者さんと話すことが多いのが有料のプレスリリース配信代行サービスの効果。および大手二社の比較とか。

そんなわけで、自分の頭を整理するためにも「どんな時に有料サービスを使うべきか」「大手二社+格安一社の特長」「プレスリリースに関するあれこれ」をまとめました。

有料のプレスリリース配信サービスを使うべきなのは「時間がない場合」か「ノウハウがない場合」


基本的に、プレスリリース配信サービスおよび会社に支払うお金というのは、時間を買うためと配信するルートを買うためのお金だと考えれば良いと思います。

プレスリリースを配信する時のベストな方法なんて言うまでもなく 「報道してほしい、親和性の高いメディアをピックアップして、そこの担当者に響く切り口でアプローチする」 っていうことじゃないですか。

個人的にはプレスリリースの書き方とかポイントって、「このメディアならこういう記事として配信されてほしいなっていう完成形をイメージした上で、ゴールから逆算して“ネタ元(企画書)”としての原稿を書く」ことに尽きると思うんです。 あとは何を言っても小手先というか、そもそも文章を書くスキルが低い人は論外ですし。

だから「プレスリリースの一括配信」って、本命の効果を狙うには理にかなってないんですよね。リスクヘッジとかサブウェポン的な感じで使うにはいいんですけど。

引用: 「プレスリリースの書き方」より「編集者としての考え方」を学ぶほうが広報・PRの仕事には効果的

ただ、最適解は頭ではわかっていながらも、「どんなメディアがあるのかわからん」「どうやって原稿を届ければいいのかわからん」「そもそもどうやって書けばいいのかわからん」っていう広報初心者がぶつかる壁と、「(案件の優先度が低い場合などは)送りたいサイトはあるけど個別にアプローチする時間が取れない」っていう多忙な広報パーソンがぶつかる壁があります。PRTIMESとかにお金を払えば上記のような問題を解決してくれる、という図式です。

ということで、時間とノウハウ or 自信があれば有料サービス使わずに自力で PR しても同等の効果は出ると思います。

昔は「40 個くらいの提携サイトにリリースが転載されるから SEO 効果あるよ」みたいなこと言われてたけど、ぐーぐる先生どんどん賢くなってるし、原稿コピペしてるだけのページが何十個増えても意味ないっすよね。

ValuePress! には無料コースがあるので、検索結果が貧弱すぎる場合(造語タイトルでメディアやサービス公開して、ググると海外のわけわからんサイトしか出てこない場合)とかは無料コースでとりあえず載せておけば十分。

多忙なときの工数削減(経験者)ならValuePress、流れや媒体の勉強(初心者)ならPRTIMESって印象

使ったことある人間として各サービスの特長、メリットやデメリットを挙げると

PR TIMES の特徴

最も高価ながらプレミアム感のあるプレスリリース配信サービス。スタートアップ限定で配信が無料になるチャレンジやってたけど成功条件が結構えげつなくて俺の中で評判になりました。

https://prtimes.jp/

PR TIMES のメリット

  • 配信したいメディアを一つずつ選んでいける (≒メディアに詳しくなれる)
  • サイト内のリリース掲載ページが Web 記事として良質で、アクセス数も比較的多い

PR TIMES のデメリット

  • 配信メディアを一つずつ選ぶのがとにかく面倒(自動で選んでくれるオプションもあるけど、これをどう考えるか…)
  • 金銭的に余裕のない中小ベンチャーにとっては使いづらい金額

--

特に広報初心者にとって、世の中にどんなジャンルでどんな媒体があるかを理解できるというメリットは大きいです。


最初は1つ1つ送付先を選ぶプロセスがほんまにめんどくさいと思うんですけど、いざプレスリリースの配信先リストとじっくり向き合ってみると「ほとんどのメディアは今回のネタにそこまで興味持たないだろうな」ということがわかります。 親和性が高いメディアって何百媒体もないんですよ。

だからこそ、「数百社にアプローチできる」こと自体にはそこまで価値はないというか──いや思わぬところに掲載してもらえるっていう幸運もあるので意味なくはないんですが──、「このネタならあの媒体に猛アプローチしたらどうかな」みたいな、広報パーソン思考が身につけられるんじゃないかと思います。

ValuePress!(バリュープレス)の特徴

比較的手間がかからず、バランスの良いサービス。

https://www.value-press.com/

ValuePress! のメリット

  • 大まかなカテゴリを指定すれば、配信するメディアを選んでくれるので工数がかからない
  • 無料コース(効果は期待するな)があり、UI などを試しやすい

ValuePress! のデメリット

  • 配信メディアを個別に選べず、絶対送りたいメディアに届いているのかがわからない
  • サイト内のリリースページがあんまりリッチじゃない
  • 定額契約でいえば PR TIMES ほど高くはないが、安いとはいえない

(2017年2月追記)

PRTIMES と同額のエコノミーコースでも、プレスリリースの配信後に媒体側に記事掲載のひと押しをしてくれるという「メディアコンタクト」が3件つくようになったもよう。

個人的には、上述した「思わぬ媒体が拾ってくれる幸運」狙いだったり、つながりある媒体・狙ってる媒体以外へのアプローチを手軽にやりたいっていう経験者なら使う意味あると思います。

逆に、初心者が無料コースから入ってなんとなく理解して定額コースを契約…って流れはあんまりおすすめできないかなぁと。

DreamNews(ドリームニュース)

安さが売りのサービス。配信も割と手軽。

http://www.dreamnews.jp/

DreamNews のメリット

  • とにかく安い(毎月定額1万)ので、中小ベンチャーでも導入しやすい

DreamNews のデメリット

  • 記者や編集者の方に届いてない気がする。同じ人間がやってるのに効果が落ちた感触
  • 多くの紙媒体の窓口である FAX を送る際は1件ごとに追加費用がかかり、紙媒体メインに売り込みたい場合はもはや安いといえない
  • 地域ニュースでなければ新聞社に送れない (他社では送れる)
  • 親和性が低いわけじゃないメディアへの送信を中止される。判断基準がよくわからんかった ※個人の感想です

個人の感想で割と申し訳ないんですけど、「安かろう悪かろう」から脱却できてない印象はあります。

前項で述べた「とりあえず知らない媒体にも送っておく」にしても、幸運の発生確率がそこまで高くないんじゃないかというか…。

広報・PRは「安いのに良質」な価格破壊サービスは出づらい領域

まぁ別に「徹底比較!」みたいな記事ではないので図表にしてこの機能がある/ないとかは書きませんけど、個人的な意見としては 「お金をかけるならある程度の出血を覚悟」(関本クラスの放出は覚悟)すべきだと思います。

しかし「原稿作成代行」とか「原稿コンサルティング」とかのオプションは不要です。広報・PRの専任担当者が社内におらず総務の人がやってる…みたいな場合でも、内製してノウハウを社内に蓄積していくほうが確実にお得です。

クソメディアの乱立や一億総ライター時代のおかげで、ライティングの仕事単価は下落の一方です。しかし、プレスリリースの作成および配信代行に限っては高いままなのです。

何しろ 企業の公式発表 なので怪しいライターには頼めない(間違っても 「いい企画書の書き方について 1,500 文字程度で記事を書いてください。報酬は¥500 です」みたいな募集に食いつくライターには任せたくないしな)とか、実務経験ある人間があんまり多くないってとこが理由かと思います。

Web ライティングが安すぎなのか広報が聖域なのかは微妙なところですが、プレスリリース配信サービスについても大手二社の価格が下がることはないんじゃないかなー。ランサーズと PR 会社が組んで始めたプレスリリース作成&配信代行も1回10万とかだし。

プレスリリースを出すことが目的化しないようにしましょう

最近ではオウンドメディアや Web 動画なんかが魔法の杖扱いされていて、とりあえずこれやっとけばいいんでしょみたいに考えられているらしいですね。

個人的にはプレスリリースもなんか魔法の杖というかキーワード、切り札みたいな感じで使われる気がして、広報・PR の仕事は誤解されとるなぁと感じてきました。

広報・PR 担当者にとって「読まれるプレスリリースを書く」ことはもちろん大切ですが、それ以上に「プレスリリースを書く前に勝負を決める」ことが大切だと思います。

結局、モノさえよければちゃんと人は見てくれるから。

プレスリリースのタイトルで悩むよりは、案件の企画段階から「こういう感じにした方が PR しやすくなるしメディアの方々は食いつくと思うよ」という意見を出して、自分が取り扱う案件の価値を高めるという上流工程を大切にすべきです。

魅力度5のネタをめっちゃ頑張って PR するより、魅力度を数倍にあげてから適度に PR したほうが効率がいいので。

あとは広報・PRの人材としてはメディアとの関係構築とかを強くしていくキャリアプランもありますし、プレスリリースの書き方で悩む時間あったら交流会や飲み会ガンガンいくわ!みたいな人も活躍しているとよく聞きます。

この情報過多時代、21世紀的な広報の仕事について考えてみようぜ

偉そうなことを言ってきましたが僕はメディアリレーションみたいなとこ弱いし、実績とか誇れるわけでもありません。

広報・PR になったばかりの初心者の方は、まず

最強のPRイノベーターが教える 新しい広報の教科書
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売り上げランキング: 46,783

を読んでいただけると結構参考になるのではないかと思います。

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あと、メディア関係の方とか広報の方とかで、これからの広報は編集者的な役割とかプランナー的な役割も大事になるよねーみたいな話をしたいみたいな方がいらっしゃったらぜひ錦糸町らへんで飲みましょう。金沢カレー食べにいきましょう。

by H "araya" Takahashi

@51__araya