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高岡にも良いバーちっかあれんな!!!(金沢〜高岡あたりの訛りで感情を表現)

大学から首都圏に出てきたので富山・高岡や金沢で遊んでたのは 18 歳までで、バーなどはもちろん知識ゼロでした。しかし東京・千葉でバー文化にハマった身としては、地元のバー事情を知らんだら北陸出身の酒飲み言えん思てぇー、ここ数年くらいで金沢・高岡のバーをまわりはじめたが(県外在住民による高岡弁アピール)。

酒飲みとしてのスペックはこのへんの記事を読んでいただければなんとなく伝わるかと。

参考記事

オーセンティックなバーの客の中では若い部類ですけど割といろんな方に可愛がっていただいて高等な教育を受けてきたので、初心者〜中級者におすすめできるレベルには達していると思います。あと日本ウォッカ協会の特別会員です(言いたいだけ)。

で、現地調査の結果だいたいわかってきたところですが、富山県高岡市・高岡駅前のバーの特徴は

  • 営業年数だけなら老舗が多くて銀座みたい(千葉とか渋谷より長い)
  • お隣の金沢に比べたらマイペースにひっそりやってる店が多い
  • その分安い(チャージは¥500~800・カクテル¥800 程度・サービス料なし)
  • 平均年齢が高いせいか、季節のフルーツカクテルよりはモルトやスタンダードカクテルを飲む感じ(フルーツ・創作系は金沢・片町のほうが強い)
  • バーテンダーのエンターテイナー感というか地元の愉快なおっちゃん感が強く、接客・トークスキルは高い(地元民が行ってるからかも。東京から出張で来たって言うとかしこまった接客される可能性もあり)

という感じ。

そうなると、バー狂いとしては高岡のオーセンティックバー・ショットバーでおすすめを挙げるとなると銀座とも千葉とも違う感じになります。どっちかというと錦糸町あたりからチョイスする感覚になるのかも。

出張サラリーマンにおすすめ「ガスコン スピードクラブ」

  • 酒の種類が豊富な老舗で修業されたので知識はあり、
  • 原料にこだわってカクテルをつくっており、
  • 高岡では割とキャリアが長い店主(※店舗自体は諸事情で移転したが割愛)で、
  • 田舎らしい良心的な会計

という点で、富山・高岡という地方のバーとしては最も総合点が高い。

外装、内装、店主の風貌すべてにおいて “オーセンティック” とはかけ離れているが、高岡民からすると高岡らしさはあるので、「いつも飲んでいる店からクオリティをあまり落とさずに」「その地方の雰囲気を楽しみたい」という需要であればおそらくパーフェクト。

オーセンティックらしさを満たしつつかしこまった良い店に行きたいなら金沢まで足を伸ばしましょう。特に片町の「Bar Spoon」へどうぞ。

バー初心者(地元民とか)におすすめ「インゴッド(Bar INGOD)」

高岡にもなんやかんやでカクテルバー、ショットバーはそこそこあるということがわかりましたが、お隣の金沢と比べると(会計が超良心的な分)フレッシュフルーツを置いてる店が極端に少ない。不景気や増税でも価格を維持するためにはロスを減らそうってなるんすかねやっぱ。

ということで、こちらのお店はフルーツカクテルを都会のオーセンティックバーのように “普通に” 出しておられる店なのでこっちでは割と貴重。フレッシュフルーツは地元・北陸のものを使ってるのがうれしいですが、原価が上がる分高岡駅前のウリである良心的な会計からは少し外れるかもしれないのでそこは要注意。

高岡駅前では中堅という扱いだが千葉とか渋谷の感覚だと割と歴史が長い部類。そのキャリアの中では女性客や若い客も多そうな印象で、高岡の中では一番 “普通の” バーかな。ちなみに店主は呉東出身の方なので高岡人からするとやさしい印象。






カップルにおすすめのカクテル&ショットバー「イブ(EVE)」


バーテンダーというよりはエンターテイナーがいる店。オーセンティックというか何でもありの野戦病院。

コースターを使わず、カクテルを置くところを下からライトアップしているので、ものによってはめっちゃ綺麗に見える。オーセンティックにこだわりがある人は顔をしかめるかもしれないがそこは高岡(田舎の商業都市)なので。

老舗ではあるがカクテルの味は取り立てて言うことはなく、バーに通い慣れている出張サラリーマンにはあまりおすすめしない(たぶんそういう人が満足できるのは金沢のスプーンくらいなのだが)。どちらかといえばこれをたまたま読んだ高岡の若い人に行ってみてほしい。

朝方には泥酔した客の要望で養命酒カクテルをつくったりもしてるらしく、名作漫画「バーテンダー」に出てくる北方さんの「North Wind」に近い。

あとカップルにはおすすめですが付き合ってない状態で口説きにいく店ではないのでそこは注意。ここに連れていっても雰囲気は作れない。

ウィスキー好きにおすすめのモルトバー「ハリーズ高岡」

大手資本なので品揃えは安定。尖ったモルトを入荷したもののなかなかハケずに棚が圧迫される…という千葉郊外のバーみたいなことにはならない。

個人経営店ならでは味のようなものはないが、高岡という田舎でも普通にモルトを飲める場所があるというだけで一定の価値はあり。あと数十年前からずっとシャッター通りである高岡駅前地下通りで営業されてる時点で地元・高岡人たちからの評価は最高。

都会でレアなウィスキーを飲み漁っている人が出張で高岡に来たからといってわざわざ行く価値があるかと言われれば微妙っちゃ微妙。とはいえ上記のとおり高岡人にとっては希望なので「カクテルよりはモルト」という方なら売上に貢献してほしいお気持ちはあります。

余談:県外に出ていった人間にとって田舎は厳しい

年に1度のお客さん。
夏休みに帰省して立ち寄ってくれるお客さん。
ありがたいことでごさいます。
そして、帰り際に
「マスター、また来年来るから、やっててよね。」
知るかそんなもん。
やってて欲しかったら、最低毎月帰ってこいや。
https://ameblo.jp/gascon69/entry-12511410911.html

あー、金沢のお気に入りの店で「また 3 ヶ月か半年くらい経った頃に来ます!」って言ってきたわぁ。愛着はあるけど毎月帰ってくるがもなかなかだやくさい(富山弁)よね。結構遠いし。だいたい新高岡駅&富山きときと空港とかいう無能な交通拠点が悪いんやけど。

都会で鍛えられた酒飲みによる、地元・高岡駅前のバーおすすめ集(カクテル・モルト好き・初心者向けなど用途別)


高岡にも良いバーちっかあれんな!!!(金沢〜高岡あたりの訛りで感情を表現)

大学から首都圏に出てきたので富山・高岡や金沢で遊んでたのは 18 歳までで、バーなどはもちろん知識ゼロでした。しかし東京・千葉でバー文化にハマった身としては、地元のバー事情を知らんだら北陸出身の酒飲み言えん思てぇー、ここ数年くらいで金沢・高岡のバーをまわりはじめたが(県外在住民による高岡弁アピール)。

酒飲みとしてのスペックはこのへんの記事を読んでいただければなんとなく伝わるかと。

参考記事

オーセンティックなバーの客の中では若い部類ですけど割といろんな方に可愛がっていただいて高等な教育を受けてきたので、初心者〜中級者におすすめできるレベルには達していると思います。あと日本ウォッカ協会の特別会員です(言いたいだけ)。

で、現地調査の結果だいたいわかってきたところですが、富山県高岡市・高岡駅前のバーの特徴は

  • 営業年数だけなら老舗が多くて銀座みたい(千葉とか渋谷より長い)
  • お隣の金沢に比べたらマイペースにひっそりやってる店が多い
  • その分安い(チャージは¥500~800・カクテル¥800 程度・サービス料なし)
  • 平均年齢が高いせいか、季節のフルーツカクテルよりはモルトやスタンダードカクテルを飲む感じ(フルーツ・創作系は金沢・片町のほうが強い)
  • バーテンダーのエンターテイナー感というか地元の愉快なおっちゃん感が強く、接客・トークスキルは高い(地元民が行ってるからかも。東京から出張で来たって言うとかしこまった接客される可能性もあり)

という感じ。

そうなると、バー狂いとしては高岡のオーセンティックバー・ショットバーでおすすめを挙げるとなると銀座とも千葉とも違う感じになります。どっちかというと錦糸町あたりからチョイスする感覚になるのかも。

出張サラリーマンにおすすめ「ガスコン スピードクラブ」

  • 酒の種類が豊富な老舗で修業されたので知識はあり、
  • 原料にこだわってカクテルをつくっており、
  • 高岡では割とキャリアが長い店主(※店舗自体は諸事情で移転したが割愛)で、
  • 田舎らしい良心的な会計

という点で、富山・高岡という地方のバーとしては最も総合点が高い。

外装、内装、店主の風貌すべてにおいて “オーセンティック” とはかけ離れているが、高岡民からすると高岡らしさはあるので、「いつも飲んでいる店からクオリティをあまり落とさずに」「その地方の雰囲気を楽しみたい」という需要であればおそらくパーフェクト。

オーセンティックらしさを満たしつつかしこまった良い店に行きたいなら金沢まで足を伸ばしましょう。特に片町の「Bar Spoon」へどうぞ。

バー初心者(地元民とか)におすすめ「インゴッド(Bar INGOD)」

高岡にもなんやかんやでカクテルバー、ショットバーはそこそこあるということがわかりましたが、お隣の金沢と比べると(会計が超良心的な分)フレッシュフルーツを置いてる店が極端に少ない。不景気や増税でも価格を維持するためにはロスを減らそうってなるんすかねやっぱ。

ということで、こちらのお店はフルーツカクテルを都会のオーセンティックバーのように “普通に” 出しておられる店なのでこっちでは割と貴重。フレッシュフルーツは地元・北陸のものを使ってるのがうれしいですが、原価が上がる分高岡駅前のウリである良心的な会計からは少し外れるかもしれないのでそこは要注意。

高岡駅前では中堅という扱いだが千葉とか渋谷の感覚だと割と歴史が長い部類。そのキャリアの中では女性客や若い客も多そうな印象で、高岡の中では一番 “普通の” バーかな。ちなみに店主は呉東出身の方なので高岡人からするとやさしい印象。






カップルにおすすめのカクテル&ショットバー「イブ(EVE)」


バーテンダーというよりはエンターテイナーがいる店。オーセンティックというか何でもありの野戦病院。

コースターを使わず、カクテルを置くところを下からライトアップしているので、ものによってはめっちゃ綺麗に見える。オーセンティックにこだわりがある人は顔をしかめるかもしれないがそこは高岡(田舎の商業都市)なので。

老舗ではあるがカクテルの味は取り立てて言うことはなく、バーに通い慣れている出張サラリーマンにはあまりおすすめしない(たぶんそういう人が満足できるのは金沢のスプーンくらいなのだが)。どちらかといえばこれをたまたま読んだ高岡の若い人に行ってみてほしい。

朝方には泥酔した客の要望で養命酒カクテルをつくったりもしてるらしく、名作漫画「バーテンダー」に出てくる北方さんの「North Wind」に近い。

あとカップルにはおすすめですが付き合ってない状態で口説きにいく店ではないのでそこは注意。ここに連れていっても雰囲気は作れない。

ウィスキー好きにおすすめのモルトバー「ハリーズ高岡」

大手資本なので品揃えは安定。尖ったモルトを入荷したもののなかなかハケずに棚が圧迫される…という千葉郊外のバーみたいなことにはならない。

個人経営店ならでは味のようなものはないが、高岡という田舎でも普通にモルトを飲める場所があるというだけで一定の価値はあり。あと数十年前からずっとシャッター通りである高岡駅前地下通りで営業されてる時点で地元・高岡人たちからの評価は最高。

都会でレアなウィスキーを飲み漁っている人が出張で高岡に来たからといってわざわざ行く価値があるかと言われれば微妙っちゃ微妙。とはいえ上記のとおり高岡人にとっては希望なので「カクテルよりはモルト」という方なら売上に貢献してほしいお気持ちはあります。

余談:県外に出ていった人間にとって田舎は厳しい

年に1度のお客さん。
夏休みに帰省して立ち寄ってくれるお客さん。
ありがたいことでごさいます。
そして、帰り際に
「マスター、また来年来るから、やっててよね。」
知るかそんなもん。
やってて欲しかったら、最低毎月帰ってこいや。
https://ameblo.jp/gascon69/entry-12511410911.html

あー、金沢のお気に入りの店で「また 3 ヶ月か半年くらい経った頃に来ます!」って言ってきたわぁ。愛着はあるけど毎月帰ってくるがもなかなかだやくさい(富山弁)よね。結構遠いし。だいたい新高岡駅&富山きときと空港とかいう無能な交通拠点が悪いんやけど。