
結論としては、
インハウスの編集・ライターが事業会社内で期待される働きは “マーケ × PR” って感じなんで、「自分の仕事はいい文章を書くこと」というこだわりを捨て、「つくったもので事業の成長や売上にどれだけ貢献したのか」をクリアにさせること、あるいは圧倒的な愛嬌とコミュ力でねじ伏せろ
という話です。
当たり前の話ですが、インハウスの編集・ライターの理想形は、「うちの編集者は “ものをつくる” ことでめっちゃ事業の成長にコミットしてくれるなぁ」と認められる地位か、「めっちゃいいコンテンツつくれるからあの人は別に売上とかで測らなくてもいいんじゃないか」という地位を築き上げることです。
が、そんな当たり前のことだけを note や Medium に書いて終わるのも芸がないですし、これまでずっとインハウスの PR Editor として仕事をしてきた自分ならではの視点も交えて、もうちょい掘り下げようという記事になります。
最近は Web 編集者のキャリアの可能性なんていう文脈で、インハウスでのエディターが今後もっと求められるのではといった願望っぽい話がたまに聞かれるようになりました。
ですが、実際に企業が求めているエディター像と、世の中にたくさんいるエディター・ライターのスキルセットやマインドは結構ズレがあると思っています。そのへんを変えていくと、世の中における我々の地位も少しはマシになるはずです。
では Short ver. 終了ということで、ここからは Full ver. となります(文字数は 10,000 字ほどです)
※ この記事は 編集とライティングにまつわるアレコレ Advent Calendar 2017 企画への寄稿?です。
【体験談】事業会社の1人目のインハウスエディターとして入社し、他の職種の人たちとうまく付き合うために必要なスキルと心構え
(2015年3月作成 / 2017年3月追記)

数年前から自分で「ライター」と名乗ることは禁止して、代わりに「PR Editor」とかいうハイパーメディアなんちゃら的な肩書を名乗りだした。
これはこれで純粋に「ライター」を探している人には刺さらないみたいなデメリットもあるけど、未来を見据えたら悪くない戦略なんじゃないかと思っています。
メディアとライター増えすぎてて差別化がきつい問題
とにかく最近は「ライター」が増えた。「メディア」が増えたことが大きな原因だけど、最近 Wantedly とかすごいよね。「○○なメディアを一緒に作っていきたい学生ライター・インターン生をウォンテッド!!」みたいな求人が溢れてる。(※ちょっと前まではランサーズとクラウドワークスに溢れてたのが、クラウド→内製化の流れもあって自社で人件費の安い素人ライターを抱えるようになったのも大きい)
で、そんな中で、「素人大学生ライターと “明確に” 差別化できないと同列に扱われて買い叩かれてつらいだろうな…」 と感じたのと、純粋にライターとしての自分にさほど自信を持ってない(ディレクション、マーケティングのほうが強い)のと、「ふーん、ライターねぇ。そこらのクソメディアの PV 稼ぎに付き合ってるの?」みたいな誤解をお手軽に回避できるってことで、数年前に「ライター」という肩書を捨てました。
「ライター」として仕事してても素人との差別化が難しいし、将来性も不安だしつらいことだらけでは…
最寄りの駅前に(千葉にしては)高層なビルが建ちまして、ウェッブ制作会社が気に入りそうなその外観が(デザイナーの仕事というには)周囲と調和してなさすぎて、まぁ都会の建造物をローカライズすることなく千葉という田舎にコピペした感じなんですよ。
その外観について本拠地のバーであれこれ話していたのはドランクドランカー達の戯言としてスルーして頂くとして、まぁ最近では千葉市にもウェッブな人とかノマド的な人が拠点として働けるコワーキングスペースとかインキュベーション施設みたいなものができてるわけですよ。

(コワーキングスペースからの眺め)
で、ドランクバーテンダーに「あのハイカラビルディングとかそういうコワーキングスペースなんかに ウェッブ制作会社が集まってもおかしくないのに、なんでウェッブの人たちって渋谷とか六本木に固まるの」と聞かれたけど、結論から言って「まだ慌てるような時間じゃない」って話になるよなーってことを最近よく考えたり話したりしています。
まぁ内容的には確実に半径5,000km以内には同じこと思ってる人がめっちゃいて、書いてるときも「ほんまそれ」「言われんでも当然のことや」「Me too.」「я тоже.」みたいな声が聞こえてきたんですけど、一応ドキュメント化しておくことは大事だなと思ったし、何よりこのブログ更新しなさヤバいのでとりあえず書き殴ってみた。
◆筆者スペック簡易説明
- メディア運営、編集・ライティング、SNS運用、各種ウェッブ制作、広報、映像やらコーディングやら何でもやるマン
- 「10年前に出逢ったときから見た目が変わらなさすぎる」と後輩たちに言われながらも今年で30歳
- 千葉から都内に通勤して消耗しながら仕事をしている

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